だからだいもんに妄想でも無理させるなって
この話の続きになります。
「おまえさー、子連れ狼いつなったら読むんだよ?」
「それよりさー、拝一刀よりだいもん*1にふさわしい劇があって」
「は?話反らすなよ」
「おしどり右京捕物車って大昔のドラマ」
「知らんわ、まあ、話を聞くだけ聞いてみようか」
「右京という奉行と嫁のはながネコと」
「やめろ、俺はネコは単語から嫌いなんだ」
「幸せに暮らしてたんだけど、ある日、右京を逆恨みする奴から家族全員襲われてネコ死んで」
「ざまあ*2」
「その上はなが流産して、右京は下半身不随になって奉行所もクビになるんだけど、使命に目覚めた右京ははなが押す荷車に載せられて手裏剣と鞭で悪人をばったばったと倒すんだよー」
「ほう、で誰が荷車に乗せられて引っ張り回されるだいもんを見るんだよ」
「え?手裏剣でばったばったと倒れる下級生の倒され方に注目しないの?マトリックスみたいなパフォーマンスする期待の若手とかさあ」
「てか、全く動かないだいもんって需要ねーだろ?」
「宝塚で鞭裁きが上手い男役ってかっこいいよね(うっとり)*3」
「で、手押し車には様々な武器が仕込まれて、女子供がこれを見て喜ぶの?」
「「おしどり右京捕物車」を制作した松竹さーん、馬の松風*4貸してくれたんでしょうー、上演権お願いしますよー、後、演出は齋藤吉正でよろしくー。」
これがだいもんのサヨナラで無いことを願いたい*5。