笑ってもいいよ初舞台3時間~104期生の場合~
kageki.hankyu.co.jp「ほう、星組の大劇場公演演目が出たか」
「『ANOTHER WORLD』『Killer Rouge』おお、横文字タイトルだ。金髪の紅とあーちゃん*1が」
「その『ANOTHER WORLD』、大坂って書いてあるよ」
「(あらすじを読み込んで)ああ、落語ねえ。元ネタは『地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)』他、この演出者ってホントは2月からの月組ショーやりたかったんだねえ」
「『バッ』しか合ってないだろ!『バッ』しか!*2」
「てか、『ANOTHER WORLD』って谷正純演出なんだよね。ヅカの皆様から『皆殺しの谷』とか言われてる」
「でも、最近の谷って殺すとか死ぬとか話ってあんま無くない?」
「確かに。最近は死ぬ作品は無いし、むしろ死ぬ間際の人間がネタになるとか」
「俺は大劇場の谷作品で寝落ちしたけどね」
「おれも・・てかそれが『皆殺しの谷』の所以なわけないだろ!」
「今回はトップコンビ途中で死んでるよね。閻魔大王出てくるし」
「女の子女の子した閻魔大王か・・・俺はノーサンキューだなあ」
「じゃあ、みきちぐ*4の閻魔大王・・・背中の着物に『美樹治愚』とか書いてあったりして」
「やめろ、みきちぐの閻魔大王なら下級生でも瞬殺かつ天界が大混乱するわ!」
「あ!いい人思いついた!寝落ちした時に出てたあのパツキンバリバリのガタイ暑苦しい伯爵の・・」
「ああ、専科の星条海斗!マギーさん」
「昨年谷演出のバウの『FALSTAFF』で鬱陶しいキャラで主演張ったしあると言っちゃあるよね」
「んで『Killer Rouge』俺、齋藤ショーみるの初めてなんだけど」
「ああ、思いっきり日本物。」
「え?アレで日本物?タイトルも聰だけど和装とかねーじゃん」
「言い方悪かったなあ。宝塚でジャパニーズアイドルショーやったらこんな感じっての。可愛い子は可愛く描かれる。アニソンばりばり。コロリコロリコロリコロリ・・♪」
「『JIN -仁-』やめい!って同じ齋藤吉正演出なのか」
「そだよ。もしかしたらオープニングでスクリーン出てきて主要メンバーの紹介あるかもよ。」
「ふーん。そう言えば寝落ちしたのと同じ星組で初舞台だね。」
「あの時からもう2年か。見に行ったあの日に入学式あったなあ」
「その時に入学した彼女らが初舞台を踏むわけだ。」
「そう言えば一緒に見た『JIN -仁-』*5で可愛いって言ってた華雪りら*6ちゃんも星組の大劇場デビューするかもしれないよ」
「そうなんだ。見なくなってから忘れてたわ」
「じゃあ、104期の初舞台絶対見に行こうな!」
「う・・・、うん」
*2:ショー・テント・タカラヅカ 『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』作・演出/上田 久美子 ちなみに上田氏の初レビュー演出作品
*3:95期の礼真琴、現在星組の2番手男役。たまに女役もやる
*4:79期の星組副組長の美稀千種。基本演じるキャラはこの次の台詞を参考にして下さい
*6:98期、宙組の娘役。星組には11月20日を持って異動。なんで、宙組の娘役が雪組の公演に出てるのか、と言う疑問を持たれた方も居ると思いますが、華雪さんを含めた97期から100期までの研究科1年の生徒達は、組周りとして初舞台終了後4つ程度の集団に別れて集団ごとに、様々な組の舞台に登場させていたのです。2012年に研究科1年の華雪さんは組周りの時に『JIN -仁-』に出ていたわけです。さて、
「なんで●●を組周りの時の組に固定しておかなかったんだ!」
という声も聞こえましたが・・・幻聴でしょう。