銀色の、はるかな道

うだうだを、うだうだと。(基本 週1更新)

泊まる場所で運命は決まるんだ・・・たのしい関西旅行その1

大阪に行って来た。

友人が宝塚を見たいとだだこねたもんだから、仕方なくチケット手配して一緒に見ることにした。友人一人で行けばと言うと・・・無理!

友人。独身。49歳男性。痩せ型。洋服のセンスと狭小な心を克服すれば恋人どころか結婚できるだろうとのっちさんは思ってる。

そんな友人と落ちあい宝塚に行ってきた。終わり。

だけでは意味が無いので、話を続ける。

 

7月。目的のチケットを入手したのっちさん。

そこで友人に報告。

友人は観劇日時、飛行機の発着日時、ホテルの場所を確認した後、一瞬無言になり、

「てめえ、なんで俺と同じホテルとるんだよ」

いや、一番安いホテルがそれだったんだよ。てかお前よりはやく取ってたんだよ。

そう言ったら納得してくれた。嘘じゃない。事実。

 

その1か月後の8月26日、のっちさんは伊丹空港に向かった。

伊丹空港に降り立った後、ホテルで待機する友人に連絡し、今から向かう旨伝えた。

ホテルで合流し、蛍池から十三に向かう。時計は14時30分。

「おれさー、十三でアレを見たかったんだよね。でも阪急電車って窓に目張りあるから見られなかったんだよ」

 友人が見たかったもの。それはビジネスホテルOK

本来泊まるはずだったのだが、レビューを読んだ49歳男子は、安さよりも安心感を選んだ結果、のっちさんと同じホテルに泊まることになった。

しかし、二人は十三を降りてビジネスホテルOKを見ることはなかった。

遅い昼ご飯を食べるためにビジネスホテルOKに背を向けて、JR塚本駅方面に歩いて行った。二人はそれに気づかず、歩いて行った。

風俗街、学校、飲み屋街を越えてガード下。だいたい30分ぐらい。

遂に昼ご飯を食べる場所を見つけた。